健康保険を使わない診療とは?
患者さん
「えー、保険はきかないのですか? いくらかかるのですか?
では、いいです。他に行きます」
受付
「すみません」
これは、初診時の窓口で交わされた、受付と患者さんとの会話です。
大切な患者さんを失うリスクを冒してまで、また、健康保険制度で十分な歯科医療を提供できるのに、なぜ私たちは完全自由診療を続けるのでしょうか。
それは、自己満足の、わがままな診療なのでしょうか。
一方で、健康保険を使って、ベルトコンベアーのように次から次へと患者さんを治療し、経済的に余裕のある患者さんには自費診療を勧める都市部の歯科医院の多くが、この方法で経営しているようです。
保険診療と自費診療を組み合わせた、
いわゆる「混合診療」は、
本当に安定した経営なのでしょうか。
そしてそれは、本当に患者さんのためになっているのでしょうか。
では、なぜ?
それは、私がアメリカ・フロリダ州にある パンキー歯科研究所 で、長年にわたって学んできたからです。
パンキー歯科研究所は、アメリカの歯科医師なら誰もが憧れる、 世界最先端の卒後研修機関です。
私が尊敬する設立者パンキー先生は、こうおっしゃいました。
「患者さんには、あなたがしてもらいたいことをしなさい。
あなたは患者さんの歯を救うことに全身全霊を傾けなさい。
なぜなら、これがゴールデンルールだからです」
そして私は、決心しました。
「自分のことはさておいても、
目の前の人のために最善を尽くそう。
それを生涯の糧にしよう」
では、最善の治療方法とは何でしょうか?
それについても、お話ししたいと思います。