かみ合わせについて
「咬み合わせは大切です。咬み合わせが悪いと、肩こりや頭痛の原因になります」
「咬み合わせが悪いと、歯周病や認知症を悪化させます」
何やら、怖い話のオンパレードのように聞こえるかもしれません。
でも、心配はいりません。
私たちが咬み合わせについてどのように考え、診査・診断し、治療を行っているのかを、分かりやすくお話しします。
アメリカで学んだ咬み合わせの考え方
私が尊敬する ドーソンアカデミー のピーター・ドーソン先生や、アメリカ・フロリダ州の パンキー歯科研究所 のパンキー先生たちは、長年にわたり、アメリカの歯科医療をリードしてきました。
私たちは、アメリカで学んだ考え方と技術を、日々の診療で忠実に実践しようとしています。
咬み合わせを考えるとき、歯だけを見るのではなく、顎の関節や筋肉を含めた、お口全体を診ることが大切です。
顎の関節は、ドアの蝶つがいのようなもの
顎の関節の役割を、ドアの仕組みに例えて考えてみましょう。
ドアは、次の3つで成り立っています。
- ドア本体
- ドア枠
- 蝶つがい
歯と顎の関係も、これとよく似ています。顎の関節は、ドアの蝶つがいと同じような役割をしています。
もし、ドアの枠や蝶つがいが壊れていたら、ドアの開け閉めは滑らかにできるでしょうか。
同じように、顎の関節が不調だったり、不調になりかけていたりすると、口の開け閉めがうまくいかないことがあります。
なぜ、歯だけでなく顎関節から診るのでしょうか?
下の図は、顎関節を考えず、歯だけを見ている状態を表しています。
日本の多くの歯科医院では、顎の関節を詳しく検査・診断せず、歯やお口の中だけを治療することがあります。
顎口腔系の検査・診断・治療は、
まず顎関節周辺を診ることから始まります。
これは、咬み合わせを考えるうえで、とても重要な出発点です。